2001-03-09 第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
○政府参考人(曽小川久貴君) 下水道の終末処理場からの放流水質についてお尋ねでございますが、今一般的に行われております活性汚泥法という方法でいきますと、上限二〇ppm、BODで二〇ppmということになっておりますが、現実的に、管理を適正に行っておりまして、それよりかかなり低い一〇ppm程度で処理放流されているというのが実態でございます。
○政府参考人(曽小川久貴君) 下水道の終末処理場からの放流水質についてお尋ねでございますが、今一般的に行われております活性汚泥法という方法でいきますと、上限二〇ppm、BODで二〇ppmということになっておりますが、現実的に、管理を適正に行っておりまして、それよりかかなり低い一〇ppm程度で処理放流されているというのが実態でございます。
この中の燐の回収技術のストラテジーでございますが、一つは乾燥法、それから活性汚泥法、それからろ過膜を使う方法、無機質の吸着法などでございます。
○説明員(福井経一君) 下水道からの放流水の水質は、BODで申し上げますと、処理方式によって異なるわけなんですが、通常の活性汚泥法で処理いたします場合にBODで二〇ppm以下という数字になっております。ただし、水質汚濁防止法の規定によりまして、その地域地域で条例に基づきまして、この基準より厳しい基準を定めることができるわけでございますが、その場合にはこの基準によるものということになっております。
○説明員(福井経一君) 現行の処理方式では、先ほど申し上げましたのは、活性汚泥法というのが通常使われておるわけなんですが、この活性汚泥法によりますと一応二〇というのが一つの限界というふうにされておるわけでございます。
浄水場で投入をされる多量の塩素によってまずい水がつくられているということはもう皆さんおわかりと思いますけれども、活性汚泥法による下水処理場ではBOD、これは生物化学反応というんですけれども、BODはある程度除去はできるんですけれども、アンモニア性窒素はほとんど処理することができないと言われています。
この工場では、原料処理施設、洗浄施設などから日量約三千五百トンの汚水を排出しておりますが、これらは、日量五千二百トンの処理能力を有する排水処理施設で活性汚泥法によって処理され、PH、BOD、SSなどすべての項目にわたって下水道法による規制値をクリアした水を公共下水道に放流しております。
ダムは利根川水系でもほとんどつくり尽くされておるというようなことでございますから、当然活性汚泥法によります二次処理というものから踏み出して高度処理である第三次処理へ移行をして、そして下水道の処理水というものを水洗便所とか消防用なんかの水に、あるいは工業用水に使ったらどうだろうか。そのようにすればこの首都圏の飲み水は絶対に保証されるわけでございます。
この方がいわゆる活性汚泥法というのですか、この浄化槽の認可をした当事者だったそうでございます。ところが退職されまして、今日、あれは大きな誤りであったということをおっしゃっている、これは公表しております。なぜかといいますと、活性汚泥法というのは非常に汚泥が残りましてその処理が大変なわけです。
仮に全体の整備に要します費用を試算してみますと、いずれのケースの場合でも通常の活性汚泥法によります高級処理を行うとした場合に、建設費につきましては、それぞれの都市が単独の公共下水道で実施した場合が約千五百億円、それから根幹的部分を流域下水道で行いましてそれにつながります関連公共下水道をそれぞれの都市が行うというふうにいたした場合に約千三百億円ほどかかる。
そういう工夫をして、川に投げないで十分に完熟させるということは、いわゆる現在の活性汚泥法とやや同じような形で土に還元できます。八千人分のし尿を処理するのの何千分の一の経費でそれが可能なのです。 しかし、北海道と霞ケ浦とは同時に比較になりませんが、霞ケ浦についても畜産の関係の排水が非常に多うございます。琵琶湖に比べると十倍近いものがあるのではないか。
その負担について具体的に申し上げますと、新設の特定事業所が新たな規制に対応して活性汚泥法と凝集沈殿法による汚水処理施設を設置することといたしますと、これに要する平均的な費用は、一日当たり排水量が百トンの場合には約六千万円、同じく五百トンの場合には約二億円、さらに二千五百トンの場合には六億円程度の投資が必要となるわけでございます。
ただいま先生御質問のございましたアクアルネッサンス計画という計画でございますが、現在下水あるいは排水を処理する方法といたしましては、いわゆる活性汚泥法というものを中心として処理が確立しているわけでございますけれども、最近いろいろな分野で新しい技術が芽生えておりまして、これは水処理の分野でも例外ではございません。
実際問題として、今の活性汚泥法による終末処理のもとではかなり難しいのではないかということがいろいろな点で言われておると思うのですが、この辺についてはいかがなんでしょうか。
これを、下水道の二次処理というものでございますが、活性汚泥法という今までやっておりますやり方でいくと、なかなかその二つのものが取り除けないのが実態でございます。これはやはりどうしても、早く取り除くようにするような方法を考えなければいけない。
ただ、この生産のプロセスを眺めてみますと、都市の屎尿でございますとか、あるいは畜産の屎尿でございますとか、そういうものを活性汚泥法その他の方法によって処理いたしましたその残りを処分する、こういう考え方でございますので、肥料を売っておるという意識よりは、欲しい人には分けてやる、ただで上げるから持っていらっしゃい、こういう感じで扱っている業者の方が結構多うございまして、その意味で、無届けのままこれを譲り
つまり活性汚泥法の技術的限界を追求したわけです。そういう改正があった後に、昭和四十八年から大体その水質は非常に回復し始めたわけです。私ども測定してみまして、五十四年までだんだん下がってきたのはやはり効果はあったのだなと、こう思っていたのですが、現在はまた一〇ppmぐらいに非常にはね上がっているというわけです。
合成洗剤がふえてくるとどうも活性汚泥法でやる場合にも能率が落ちると、だんだんと落ちてくる原因がやはりそういうところにもあるんでないかという体験を持っているんですが、そんなことはございませんか。
下水道の終末処理場の処理方法といたしましては、先生御承知のように活性汚泥法が一般的に採用されておるところでございまして、この活性汚泥法を一口に申しますと、好気性の微生物の活動によりまして下水中の有機物を除去する方式でございます。この微生物の活動に対する洗剤の影響につきまして、昭和五十五年度、昨年度、建設省の土木研究所、下水道事業団等の関係機関の協力を得まして調査を行いました。
○丸谷金保君 活性汚泥法でそれはふやしておけば影響ないと、当然のことですよ。同じに使ってですよ。じゃ影響あるということでしょう、いまの言葉は。引っくり返せばそうでしょう。そういうふうに受け取ってよろしゅうございますね。——まあいいでしょう、これはもうあれですから。 それで環境庁にお尋ねしたいんですが、この洗剤と石けん——洗剤と言ってもこの場合はこれからどんどん進んでくる無燐洗剤です。
二〇に変わって要するに活性汚泥法だと二〇ppm以下でしょう。そのほかのはどうですか。じゃ日本全国の下水道が二〇ppm以下におさまったと、先ほどの答弁によりますとそういうことになりますか。
「活性汚泥法、標準散水濾床法その他これらと同程度に下水を処理することができる方法により下水を処理する場合単位一リットルにつき五日間に二〇以下」、こういうことになっております。二〇でございます。
重金属が処理場へ流れ込んできますと、いまの処理方法は微生物による活性汚泥法です、この微生物が減少するとか死減をするというおそれがある。汚水処理の機能が低下をしたり破壊をされる、こういう事態が生じてくるんです。大変これは問題なんです。
しかし、現在の下水の処理方法は活性汚泥法です。これは生物処理法とも言われるものでございますから、毒物が流入してくればこの生物は死滅をいたします、あるいは減少をいたします。したがって、工場排水の中にこうした種類の重金属が流されてまいりますと、処理機能は低下あるいは麻痺するという危険性を持っているものでございます。
○小山一平君 このことでこれ以上時間を費すわけにはいきませんが、私がいま申し上げたように、工場排水というのは今日のような活性汚泥法による処理方式をもってしては大変危険を伴うものだということはよく申し上げておきたいと思います。 それから、工場が直接公共水域に排水するときには、これは公害部局の取り締まりというか、指導監督を受けるわけでしょう。
それから次の問題、時間がありませんからどんどんいきますけれども、いまの活性汚泥法という処理の仕方で、一次あるいは二次処理します。 〔委員長退席、池田(行)委員長代理着席〕 この処理能力というものは非常に大事なんです。活性汚泥ですから、生き物ですから。この活性汚泥がいわゆる処理能力を減退させるということは、それだけ質の悪い処理水が公共水域に出ていくわけです。
現在行われております活性汚泥法につきましても、一層の省エネ化を図るという意味から調査を現在実施中でございまして、五十四年度から五十六年度まで、あるいは別途建設技術評価制度というものも利用いたしまして、曝気によるエネルギーの節減ということについてやっておりますし、また別途、汚泥から出てまいりますガスを利用しまして、これで発電をいたしまして処理場の電気を一部賄う、こういうようなこともあわせて行っておりまして
現在の活性汚泥法というものは、処理場が一カ所ふえますとこのように非常な電力を食うわけであります。処理の仕方自体がもう非常な電力を食う形になっている。万が一停電等の異常事態が発生したら、これは他の事柄も全部同じでございますけれども、特にこれは大変な事態が起こるわけでございますが、それはそれとして、現在の処理の仕方というのは必ずしも省エネルギーではないのではないかと私は思うわけでございます。
これにつきましても、産業系、生活系、若干ニュアンスは違うわけでございますけれども、現在やっております活性汚泥法では必ずしも十分でございませんので、それに加えまして凝集沈でん法、そういうものをやらなければならない。